経営の特徴

(1) 岡山県下最大級の大規模酪農家として、フリーバーン牛舎と大型ロータリーパーラーを整備した先進的経営を実践している。40頭用ロータリーパーラーは全国的にも珍しく県下唯一で、1時間で250頭の搾乳が可能である。また、平成15年から一日3回の搾乳を行い、乳量の向上を図っている。

(2) 昭和61年に笠岡湾干拓地の一部を借り、現在では、農業生産法人「干拓コントラ(平成15年11月設立: 組合員5名)」の一員として、協同で飼料用トウモロコシの二期作栽培に取り組み、トウモロコシサイレージの給与による飼料費の低減、堆肥の有効活用を図っている。

(3) 牛の改良にも熱心で、全日本ホルスタイン共進会、岡山県畜産共進会、ブラック&ホワイトショウ等に多数出品し、優秀な成績を上げている。

(4) 平成24年には、国内でも有数の牧場である瑞穂農場(茨城県)グループに参画し、情報共有を行いながら、より一層の経営改善に取り組んでいる。

(5) 現在は、農業制度資金を活用し、2,500頭規模経営、売上高約30億円を目指すとともに、地域に貢献する酪農経営を考えている。